晩年に過ごした自邸とアトリエが、
そのまま美術館に。
印象派画家のルノワールが晩年、アトリエとしても使っていた自宅、レ・コレット。ニースに近いカーニュ・シュル・メールにあるレ・コレットは、現在そのまま美術館として公開され、2階にある吹き抜けのアトリエは画材や小道具類が当時のままに残されています。ルノワールが晩年に家族とともに過ごした生活や、当時の四季折々の自然の景観を想像してしまいそうです。
美術館手前の、当時馬小屋として使用されていた建物は、現在ギフトショップとなっています。庭にはいくつか ベンチが置かれ、ルノワールも眺めていたであろう丘の上の旧市街「鷲の巣村」を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
ピエール=オーギュスト・
ルノワール Pierre-Auguste Renoir
1841年2月25日 - 1919年12月3日
フランス生まれ。印象派を代表する画家。陶器の絵付け職人から、パリに出て印象派に身を投じる。人間に魅せられ、友人や恋人など多くの人物画を描いた。晩年の豊かな色彩と量感のある裸婦像に独自の境地を拓いた。
ルノワール美術館
Musée Renoir
- 住所
- Chemin des Collettes,06800 Cagnes-sur-Mer
- TEL
- +33-493-20-61-07