サント・マリー大聖堂Cathédrale Sainte-Marie
街のいたることろから2つの尖塔が見える、バイヨンヌのランドマーク的な存在。13世紀から14世紀に建てられた中期ゴシック建築の大聖堂です。スペイン、フランスにまたがる「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の中の「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として世界遺産に登録されています。
写真提供:© Mathieu Prat
古くから人とものが行き交う街で、フランスでチョコレートが初めて作られたのはバイヨンヌです。今でも多くのチョコレート専門店が軒を連ねています。街の中心部を流れるニーヴ川沿いにはバイヨンヌらしい可愛らしい建物が並びます。また牛追いやパレード、花火大会などが行われて街がより賑やかになるバイヨンヌ祭は、8月に開催されます。
sightseeing観光スポット
街のいたることろから2つの尖塔が見える、バイヨンヌのランドマーク的な存在。13世紀から14世紀に建てられた中期ゴシック建築の大聖堂です。スペイン、フランスにまたがる「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の中の「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として世界遺産に登録されています。
写真提供:© Mathieu Prat
バイヨンヌ駅(Gare de Bayonne)は、フランス・ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏の バイヨンヌにある鉄道の駅。
SNCFが運行するTGV(高速列車)、Intercités de Nuit(夜行列車)、Intercités(長距離列車)、TER(ローカル列車)が停車します。
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名物の生ハムが入ったガレットとシードルを組み合わせて本場の味を
ルイ・パスツール広場、サント・マリー大聖堂のすぐそば、樹齢100年のモクレンの木に囲まれた歩行者天国の広場に位置しています。「バイヨンヌへようこそ」と陽気で親切なオーナーのフランクさんが出迎えてくれます。サクサクのそば粉のパンケーキ(グルテンフリーのそば粉)と小麦のパンケーキを、シードルと共に楽しむのにぴったりの場所です。お食事系のガレットは、バイヨンヌの名産品である生ハム、チーズ、目玉焼きなどが入ったバスク風ガレットがおすすめ。
街の中心部にありながらも喧騒から離れたのんびりとした空間です。夏の間は大聖堂そばに日陰のテラス席があります。
ガレットやクレープの他にも、冷製肉の盛り合わせ、サラダ、アイスクリームなどのメニューもあるので、軽く食べたいということきに最適です。
ティーサロンとデリカッセンが左右に分かれたフランス菓子店
サント・マリー大聖堂のすぐ隣にあるモコフィンは、香ばしいバスクケーキを楽しめます。入り口が2つあり右側がケーキなどを楽しめる、ティーサロン、左側には惣菜などが並ぶデリカテッセンになっています。ランチタイムの香ばしいエビのグリル、ヤギのチーズ、トマトのモッツァレラチーズののったタルトは絶品ですが、とても人気なため、早く行かないと売り切れてしまうこともしばしば。リンゴのタルト「タタン」はティールームには欠かせません。おいしくて、独創的で、カラフルなお菓子です。
ショッピングの合間にケーキとコーヒーでひと休みしてみては。
美術館のような店内でおしゃれなチョコレートを
1999年にバイヨンヌのエスパーニュ通りに最初の店をオープンし、現在は旧アルテオン宝飾店のオルベ通り11番地に移転しました。
2020年チョコレート職人のクリストフ・ピュヨデバット氏がベル・エポック様式のサロンをバイヨンヌのブティックの上の階にオープンさせました。ピュヨデバット氏のためにリモージュのLS artetcréationで特別にデザインされた口ひげのチョコレートカップでなめらかな泡状のホットチョコレートを楽しむことができます。
また2009年にチョコレート工場と博物館に隣接するカンボに新店舗をオープンし、そこではバスク地方のチョコレートの歴史にまつわる道具やオブジェなど数多くのコレクションが見学できるようになっています。
お土産にピッタリなチョコレートのブーケ
1951年にアンドリュー家によって設立されたアトリエ・デュ・ショコラは、何よりもまず、味覚と創造性に奉仕するフランスのクラフツマンシップを大切にしています。最初のアトリエ・ブティックはバイヨンヌに設立されました。
人気なのはチョコレートのブーケ「ブーケ ドゥ ショコラ®」。1995 年にセルジュ・アンドリュー氏によって作られました。ダークチョコレート、ミルクチョコレート、バスクチョコレートのくくりであったり、ありがとうや、おめでとうなどテーマもあったりするので、お土産を渡す相手を思い出しながらどれにするか考えてみましょう。
ポール・ヌフ通りにある創業1890年のショコラトリー
DARANATZは、バイヨンヌのチョコレート通りと言われているポール・ヌフ通りに、1890年、ガストンとジャン・バティストのダラナッツ兄弟が菓子職人とチョコレート職人として創業を開始しました。今ではバイヨンヌの老舗チョコレート店として有名になっています。レトロで可愛らしい店内のショーウィンドウにはまるで宝石のように美しく、美味しそうなスイーツが並んでいます。数あるスイーツの中でも人気なのは、トゥロンとチョコレート。トゥロンは、バスクの可愛いマップのイラストが描かれた箱に入っていたり、タブレットはカカオの産地別、濃度別になっており、レトロなイラストのパッケージでお土産にもぴったりです。
バスクの伝統的なデザインをアレンジ
1910年オロロン=サン=マリーという街で、ラルティーグ夫妻は、エスパドリーユやベレー帽の生地を生産する工房を設立しました。以来、4世代にわたり織物の技術を引き継いでいます。織物職人のフィリップ・ラルティーグ氏が、一族の最初の織物工房へのオマージュとして「1910ラルティーグ」というブランドを立ち上げたのがこちらのお店です。
バスクまたはバヤデールのストライプが入ったコットンや、リネン、コーティング生地、デッキチェア生地を生産しています。テーブルクロスや、ナプキン、エプロン、クッションから、バッグ、エスパドリーユ、タブレットケースまで色々な商品があるのでお土産選びも楽しいです。
バイヨンヌではできませんが、アスカンやビドスの工場では伝統的な製法を用いた織物の作業を見学することもできます。
街やバスク地方全体に関するあらゆる情報、ショーやイベントのチケットサービスなど提供してくれます。ツアーガイドによるグルメ・チョコレートの食べ歩きからストリート・アートの散策まで、バイヨンヌの中心部、近隣地域、城壁の散策など、エキスパートとともに巡ることもできます(フランス語のみ)。バイヨンヌ・フェスティバル・コレクション、ポストカード、特産品などのお土産も販売しています。