Madrid,Toledo&Segovia マドリード&トレド&セゴビア

10を超える美術館と博物館を誇るマドリード、旧市街が世界遺産になったトレド、セゴビア

文化都市マドリードは、ハプスブルグ王家やブルボン王家など、歴史の中で新旧の様々な要素が程良くブレンドされた、イベリア半島の経済中心地のひとつ。その最古から続くアラブ建築の雰囲気が残っていることも特色。ギリシア人画家エル・グレコが活躍したトレドや、高台にそびえスペイン最古の水道橋を有するセゴビアには、それぞれ世界遺産登録の旧市街地があります。

sightseeing観光スポット

アルカサル
アルカサルAlcázar de Segovia / セゴビア

スペイン語で「城」を意味するアルカサルは、スペインの多くの街にあります。ディズニー映画「白雪姫」の城のモデルとなり、1985年にはセゴビア旧市街とローマ水道橋と一緒にユネスコの世界遺産に登録されました。城の塔からはセゴビア全体がパノラマで見渡せます。城内の「武器の間」には、スペインの歴代の王達が武器や宝を保管したと伝えられます。

住所
Alcázar Camino de la Cuesta de los Hoyos, 40003 Segovia
TEL
+34-921-46-07-59
WEB
http://www.alcazardesegovia.com/
カテドラル
カテドラルCatedral de Segovia / セゴビア

マジョール広場(中央広場)にある、スペイン最後のゴシック建築のカテドラル(大聖堂)。セゴビアの街並みを歩きながら色々な角度で見てみると、その景観は異なった印象を抱かせます。「カテドラルの貴婦人」の異名を持ち、200年以上の歳月を経て1700年後半に完成しました。1985年に世界遺産に登録され、マドリード郊外の観光地として世界中から人々を集めています。

住所
C/ BARRIONUEVO, 2, 40003 Segovia
TEL
+34-921-46-22-05
WEB
https://catedralsegovia.es/
ローマ水道橋
ローマ水道橋Acueducto Romano / セゴビア

1世紀頃から、セゴビアの郊外にある水源から街まで水を運んでいた2層の水道橋。1884年までは実際に使用されていたという、保存状態がよいセゴビアのランドマーク的な建造物の一つです。全長約800メートル、高さ約28メートルの大きな水道橋は、釘などが一切使われず、石の積み上げだけで作られており、古代ローマ時代の技術的な完成度に驚くばかりです。アルカサルや大聖堂と同時期に、世界遺産(文化遺産)に登録されました。

住所
Pl. Azoguejo, 1, 40001 Segovia
WEB
https://www.turismodesegovia.com/es/acueducto
セゴビア観光局紹介ページ(日本語):https://segovia.jp/%e8%a6%8b%e3%81%a9%e3%81%93%e3%82%8d/
トレド大聖堂と古都トレド
トレド大聖堂と古都トレドVilla histórica de Toledo/ トレド

トレドの街は、かつての西ゴート王国の首都で、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が交錯した地。1986年にはトレド大聖堂他、多くの歴史的モニュメントが残るトレド旧市街全域が「古都トレド」としてユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。トレド大聖堂にはスペインカトリック教会の首位聖職者とされているトレド大司教座が置かれています。イスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が混じり合ったトレドにあるカテドラルだからこそ、建築様式もゴシックとムエデハル様式の特長が合い交わったものとなっています。

住所
Calle del Cardenal Cisneros, S/N, 45002 Toledo
TEL
+34-925-22-22-41
WEB
https://www.esmadrid.com/en/trips-toledo
王宮
王宮Palacio Real de Madrid / マドリード

マドリード市内の西側のバイレン通りにあり、「オリエンテ宮」とも呼ばれるスペイン王の王宮です。一度、火災で焼失しましたが1764年フェリペ5世により再建され、現在でもスペイン政府の迎賓館として公式行事に利用されています。広大な宮殿には、歴史的な王室のコレクションやアーティストの作品が飾られています。1930年代までは王族も住んでいた、豪華で優雅な観光名所です。

住所
Palacio Real Calle Bailén s/n 28071 Madrid
TEL
+35-914-54-88-00
WEB
https://www.patrimonionacional.es/real-sitio/palacios/6039

shopおすすめショップ

メソン
メソン・デル・チャンピニョン
メソン・デル・チャンピニョンMeson del Champiñón

得意メニューで競い合い、極めてきたメソンの味

メソンは古くから続く“居酒屋”の意味。それぞれのメソンでは得意のメニューが用意され、味を競います。そのため、得意の味を求めてバルやメソン巡りというアイディアが生まれたのでしょう。ここは鉄板で焼かれたおおきなマッシュルームが得意の店。逆さになって2本の楊枝に刺さってでてきます。ガーリック風味で、ジューシーな味わいはお酒のおつまみに最高です。
ここではワインにフルーツを入れたサングリアがおすすめ。その他、いわしの酢漬けも美味しいと評判のメニュー。昔ながらのインテリアで、お好みの曲などを弾いてくれます。

住所
Cava de San Miguel, 17. 28005 Madrid
TEL
+34 915 596 790
WEB
https://mesondelchampinon.com/ja/
フードコート
メルカード・デ・サン・ミゲル
メルカード・デ・サン・ミゲル
(サン・ミゲル市場)Mercado de San Miguel

マドリードの人気の新スポットで“食”を探してバル巡り

メルカードは市場の意味。ここは昔、マドリードの生鮮市場があった建物。市政府が全体的に改装し、新しいオシャレなフードコートのある「マーケット」に様変わり。現在では市内だけでなく、世界から訪れた若者達が集うマドリードの新たなスポットになりました。各テナントのお店の前で食べるもよし、中央のパブリックエリアで食べるもよしです。
すべてカジュアルな雰囲気で、イベリコ豚、海鮮、パスタ、ワイン、パン、寿司、デザートなど色々な店が立ち並んでいます。バル巡りもこの館内ですべて回ることも可能となるのでしょう。また、フラワーショップでは、ハーブ石鹸やハーブティーなども揃っています。

住所
CPlaza San Miguel 0, 28005 Madrid
TEL
+34 915 42 49 36
WEB
http://mercadodesanmiguel.es/
レスタウランテ
レスタウランテ・サガレッチェ
レスタウランテ・サガレッチェRESTAURANTE SAGARETXE

注ぎ方がキメテ!のシードラとオーダーしやすいピンチョス

シードラ(アップル酒)とピンチョスで有名なレスタウランテ(レストラン)。樽からシードラを勢いよくグラスに注ぐのは、泡をたくさん立てるため。その気泡が弾けることで、香りを一層楽しむことができるのです。また泡と共に飲むことにより、口当たりも円やかになるので、少しずつ注いで泡が消えないうちに飲み干すのがおすすめのスタイルなのだとか。一方、人気のアペタイザー、ピンチョスは店内に入るとすぐに目立つカウンターに並んでいます。この店のシステムは分かりやすく、ガラスケースの中に並んだピンチョスを指でさしてオーダーすればOK。料金はボリュームがあるのでみんなで取り分けるのがお得。また、できたてが供される一品料理の鱈(Bacalao)のグリル(La parrilla)は、約20分かかるだけある美味しさです。

住所
C/Eloy gonzalo 26, 28010 Madrid
TEL
+34 91 446 2588
WEB
https://sagaretxe.net/
メソン
メソン・エル・ハモン・デ・グラン・ビア
メソン・エル・ハモン・デ・
グラン・ビアMesón El Jamón de GRAN VÍA

おすすめはイベリコ豚、タパスにも魅力的…

大通りに面したメソンのウィンドウには、中で食べられるメニューの料理写真と価格が貼ってあるので、安心して入れるお店。店内に入るとまずは目につくのは、壁にぎっしり並んでいるイベリコ豚の生ハム。マドリードの庶民にも人気のお店です。“黒豚と白豚の金額は違うけど、黒の方がおいしいよ”、とのメソン店員のおはなし。
やはりここでは、イベリコ豚のタパスやサラミ、ソーセージなどをオーダー、香ばしい味が印象的です。乾いたサラミやタパスを食べながら、オレンジの酸味・甘味がよくしみ込んだサングリアもよく合います。奥にはテーブル席やカウンター席もあるので、予約を取らずにブラッと入ってひと休みできるお店です。

住所
Gren Via, 59. 28013 Madrid
TEL
+34 91 542 9420
タベルナ
タベルナ・リサラン
タベルナ・リサランTaberna LIZARRAN

センシティブなタパスを小粋にカウンター席で

ワインにかぶせる小皿を語源とする「タパス」とパンの上に料理を乗せて楊枝をさして出す「ピンチョス」。この店のメニューはピンチョスながら、メニューはタパスと書かれています。このLizarranでは、バルのエリアが、丁度、立ち食い寿司のカウンターのような店内で、ガラスケースに出てきたお好みのピンチョスをオーダーし、あとで食べた数だけ精算するという方式。ランチ時に並ぶピンチョスは少し軽めの具材が使われ、夕方に近づくとフライやお肉など多少、お腹にたまるものが中心に並びます。
奥には、テーブル席もあり、アラカルトメニューからも、バルに並ぶピンチョを頼んで、テーブルに持ってきてもらうこともできます。

住所
C. del Padre Damián, 42, Chamartín, 28036 Madrid
TEL
+34 911 33 79 81
WEB
http://lizarran.es/en/
レスタウランテ
レスタウランテ・ホセ・マリア
レスタウランテ・ホセ・マリアRESTAURANTE José María

名物“仔豚の丸焼き”は素材のポリシーが生きた伝統の味

店先の看板には窯の中で眠る仔豚の彫刻が印象的です。セゴビアの名物料理「仔豚の丸焼き」を出すレスタウランテの中でも、ここでは、生後2週間、親豚のミルクだけで育った仔豚だけを窯でじっくりと焼いて出してくれるというお店。皮がパリッとしていて、中は臭みもなくおいしいと評判です。少し脂っぽいのが印象。1匹頼んで4〜5人分。角切りにしていただきます。
テーブルの用意ができるまで、手前のバーエリアへ。店内は伝統的な雰囲気のインテリア。仔豚の丸焼き以外でも大きな葱のサラダや豆と茄子の煮込みなどセゴビアならではの味を楽しめます。もちろん、シェフのおすすめのデザートも揃っています。

住所
C/Cronista Lecea, 11. 40001 Segovia
TEL
+34 921 461 111/+34 921 466 017
WEB
http://www.restaurantejosemaria.com/
スイーツ
サント・トメ
サント・トメSANTO TOMÉ

マサバン菓子の老舗トレド風ツイーツで癒されてみませんか?

「ベルリンで最も美味しいパティスリー」と地元っ子たちが口を揃えるこのお店は、閑静な住宅街の一角に。グイド・フーアマンさんは、市内の5つ星ホテルでパティシエとして20年近く務めた後、奥さんと共にこの店を開きました。春はいちごやルバーブ(りんごに似た酸味とアンズのような香りが特徴の野菜。コンポートなどにして楽しむ)、夏にはラベンダーやアンズ、秋から冬にかけてはナッツやりんごなど、近郊でとれる旬の素材を使用。2週間に1つ新作のケーキが登場します。なかでも、2008年のオープンにあわせて作ったショコラーデンクリスプトルテは、フワフワのチョコムースに香ばしいナッツが利き、不動の人気を誇っています。色鮮やかなパッションフルーツビスキュイなど、店頭には常時20種類、週末は25種類が並んでいます。天気が良い日は、店の外に並べたテーブルでティータイムも。

住所
Santo Tome, 3. 45002 Toledo
TEL
+34 925 223 763
WEB
https://mazapan.com/

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