大聖堂Dom
世界遺産にも登録されている、世界最大のゴシック様式の大聖堂には、今も多くの人が祈りを捧げに訪れます。高さは157m、奥行き144m、幅86mもあり、見上げるとかなりの迫力。厳かな空気が流れる内部には、ルートヴィヒ1世が奉納したステンドグラスや、祭壇画「大聖堂の絵」、世界最大級の黄金細工の聖棺など、素晴らしい装飾の数々が見られます。夜、ライトアップされた姿も壮麗です。
- 住所
- Domkloster 50667 Köln
- TEL
- +49 221 92584730
ライン川が流れ、歴史ある建築物が多いこの街は、今も中世の面影を残しています。世界遺産のケルン大聖堂はICEが停まるケルン中央駅のそばにあり、世界中から観光客が訪れます。オーデコロンは18世紀にここで生まれ、地ビールのケルシュも長きに渡り愛されてきました。また、サッカー・ブンデスリーガの古豪1.FCケルンも有名です。
sightseeing観光スポット
世界遺産にも登録されている、世界最大のゴシック様式の大聖堂には、今も多くの人が祈りを捧げに訪れます。高さは157m、奥行き144m、幅86mもあり、見上げるとかなりの迫力。厳かな空気が流れる内部には、ルートヴィヒ1世が奉納したステンドグラスや、祭壇画「大聖堂の絵」、世界最大級の黄金細工の聖棺など、素晴らしい装飾の数々が見られます。夜、ライトアップされた姿も壮麗です。
ライン川の対岸にあるメッセ駅との間にはホーエンツォレルン橋が架かっています。鉄道と歩行者専用の橋で、この橋越しに見るライトアップされた大聖堂の眺めは、ケルンを代表する風景となっています。またここは恋人たちの願掛けのスポットとしても知られ、橋のフェンスには、恋人たちが永遠の愛を誓い、名前と記念日を記した南京錠がたくさんかけられています。
オーデコロン(意味・ケルンの水)は、18世紀にケルンで生まれました。1709年にイタリア人のヨハン・マリア・ファリナが、世界で最初のオーデコロンをケルンにて製造販売し、その後、ナポレオンがこの爽やかな香りを愛し、フランスに広めたと言われています。その最古のオーデコロン工場の地にあるのが、この博物館。約300年におよぶオーデコロンの歴史を紹介しています。
ケルンはどこを掘ってもローマ時代の遺跡が出てくると言われていますが、ここもまた2000年前の植民地時代の遺跡の上に建つ博物館です。遺跡から出土した美術品などを展示しています。商家の床に描かれていたという、10m×7mもある巨大なギリシャ神話の酒神ディオニソスのモザイク画が見学の目玉で、当時の人々の暮らしや文化を知ることができます。大聖堂のすぐ横にあるので、ぜひ一緒に訪れてみてください。
ライン川にせり出した船のような形のこの博物館では、3000年のチョコレートの歴史を紹介しています。ガラス越しに、カカオ豆からチョコレートが作られていく製造過程が見学でき、過去のパッケージのデザインも展示しています。入場券はチョコレート付きで、他にできたてのチョコレートを試食もさせてくれることも。カフェではケーキやチョコレートをゆったりと味わうことができます。
shopおすすめショップ
ケルンに来たら、コレを飲まずに帰れない!「ケルシュ」ビールの有名店
ケルンで生まれたビール「ケルシュ」。30近くあるケルシュメーカーの中でも人気なのが、1904年創業の「フリュー」。ここが経営する「フリュー・アム・ドーム」は、2000㎡以上、ドイツで2番目に大きいビアホールとしても知られています。ここでは、ケルシュビール独特の伝統が生きています。上面発酵の明るい色のケルシュは、軽い口当たりが特徴。「シュタンゲ(棒)」と呼ばれる円筒状の、0.2L入りの専用グラスで提供されます。またグラスを空けると、注文をしなくても「ケーベス」と呼ばれるウェイターが、次々と新しいビールを運んでくる「わんこ蕎麦」のような形式もケルシュの流儀。飲めなくなったらコースターで蓋をしましょう。食事はライン地方の郷土料理を提供。牛肉をマリネしてから焼いたザウアーブラーテンなどがおすすめ。
純白のインテリアが可愛いカフェで、手作りランチを楽しんで
ベルギー地区の中心に当たるブリュッセル広場に面した絶好の立地に、昨年オープンしたばかりのカフェ。インテリアは真っ白に塗られたアンティーク調の家具で統一され、まるで砂糖菓子のようです。昼食時には、近隣のショップ店員さんたちが集まってきます。皆のお目当てはリーズナブルでボリュームたっぷりのランチ。オーナーのパプケさんが作るオリーブ入りのパスタサラダや日替わりのスープは、深いカフェオレボウルに盛られていて、一見少なく見えますが、かなりのボリューム。山羊チーズのパイ包みは、ケルシュビールの有名ブランドが作っている炭酸飲料「ファスブラウゼ」にぴったり。1つずつ違うアンティークのティーセットやお皿でサーブされるのもすてきです。
職人さんが手作りする、こだわりの皮製品
創業1997年の革製品のお店。バッグや小物など、シンプルで使いやすいデザインがケルン子に人気です。オーナーのクリストフ・ハックさんは、25年以上の経験を持つ皮職人。いまもショップの裏手にある工房で、1つずつ丁寧に仕上げています。定番のシンプルなショルダーバッグ(大・小)は、帆布やスイス軍のテント生地を使い、角はスウェードで補強、持ち手にも牛皮を使っています。他にもイタリアの郵便局の集配袋をリサイクルしたバッグや牛皮のペンケースなども。また、柔らかく保温性に優れた鹿革を使った、オーダーメイドのジャケットや手袋もあります。使い込めば使い込むほど風合いがでるバッグや皮小物、旅のお供にしてみては?
世界初のオーデコロンが購入できる香水博物館のショップ
世界初の「オーデコロン(ケルンの水)」を生んだ地に拠点を置く、香水博物館。その1階には小さなショップが併設されています。オーデコロンを開発した調香師、ヨハン・マリア・ファリナはイタリア人。故郷イタリアの春を思い浮かべて、この香りを調合したと言われています。爽やかな柑橘系のトップノートから、ジャスミンへと変化する、軽やかなコロン。このレシピは300年という年月を経た今も、変わっていません。ショップではこの世界初のオーデコロンが購入可能。125ml入りからお試し用のプチボトルまで。香水などに比べて香料含有料が少ないため、リフレッシュ効果が高いオーデコロンは男性にも愛用され、ナポレオンはなんと1日1本使っていたという伝説も残っています。そんな歴史に思いを馳せ、このコロンを身にまとってみませんか?
ケルン定番土産をゲットするならここで
大聖堂の目の前にある、ケルン市観光局のツーリストインフォメーション。その地下1階に、ケルン市公認の「ケルンショップ」があります。階段を下りて行くと、細長い空間にケルン大聖堂の印象的な2つの塔を象った様々なお土産がぎっしりと並べられています。フルーツ味のグミや棒付きチョコレートからパスタまで。もちろん食べ物だけでなくエスプレッソカップやクッション、栓抜き……とことんケルンのランドマーク、大聖堂にこだわった品揃えは、さすが公式ショップ。世界初のオーデコロン「ファリナ」はもちろん、創業1792年で世界中で人気を呼んだオーデコロン「4711」の新ライン、サッカーチーム「1.FCケルン」のグッズなども豊富に揃えています。