エウフランシウス聖堂(ポレチュ)Eufrazijeva Bazilika
6世紀前半に建てられた、世界遺産にも登録されている聖堂です。現存する建物は15世紀に完成したものですが、初期ビザンツ様式の特徴を残す貴重な存在となっています。なかでも黄金に輝くモザイク画がとても美しく、多くの人々を魅了してやみません。塔からの眺めも素晴らしく、街を一望することができます。また教会の隣には博物館があり、キリスト教に関わる品々が展示されています。
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自然と古代からの歴史に彩られてきたこの美しい半島は、ワインやトリュフ、オリーブオイルなど、すぐれた食材の宝庫。グルメを楽しみつつ、古代ローマ時代からの遺跡が残るリゾート地・ポレチュ、おとぎ話に出てきそうな愛らしいモトヴン、小ヴェネツィアとも呼ばれる麗しのロヴィニュなど、個性豊かな街を巡りましょう。
sightseeing観光スポット
6世紀前半に建てられた、世界遺産にも登録されている聖堂です。現存する建物は15世紀に完成したものですが、初期ビザンツ様式の特徴を残す貴重な存在となっています。なかでも黄金に輝くモザイク画がとても美しく、多くの人々を魅了してやみません。塔からの眺めも素晴らしく、街を一望することができます。また教会の隣には博物館があり、キリスト教に関わる品々が展示されています。
張り出した木製のバルコニーがなんとも印象的な、ロマネスク様式のこの建築物は、13世紀に建てられました。ビフォラと呼ばれる二連アーチの窓や外階段も大きな特徴となっています。現在はアートギャラリーやイベントスペースとして、さまざまな催しが行なわれています。周囲にはネプチューン神殿跡や、地方博物館など見所が多いので、一緒に巡ってみてください。
かつて城壁に囲まれたロヴィニュには3つの門がありました。そのうちのひとつ、チトー広場に面したこの門は、1680年にバルビ家によって造られ、旧市街のメインゲートとして使われていました。かつてロヴィニュはヴェネツィア共和国であったことから、門にはヴェネツィアの守護聖人である翼のある獅子像「聖マルコのライオン」と、バルビ家の家紋が刻まれています。
丘の頂上に建つ、バロック様式の教会です。もともと8世紀にここにあった聖ゲオルギウス教会を、幾度かに分けて増改築。そして1736年に現在の教会となりました。ヴェネツィア・バロック様式のファサードは1883年に完成。また、横にある鐘楼はヴェネツィアのサン・マルコ広場の大聖堂の鐘楼を模して造られました。305年に殉死したエウフェミヤを祭っています。
丘陵地帯にあるモトヴンの町の、丘の頂上にある教会です。16世紀のルネッサンス後期に活躍した建築家、アンドレア・パッラーディオにより設計されました。素朴な雰囲気の教会ですが、内部にはルネッサンスからバロック時代にかけての絵画が収められています。眼下には教会を取り囲むように城壁がめぐらされ、赤い屋根が連なる街と、美しい山々を眺めることができます。
shopおすすめショップ
海を見ながら食事ができる
人気の地中海料理レストラン
ヴェネチア行きのフェリー乗船場の近くにあり、ポレチュの海に面したNo.1レストラン。世界中からの要人たちがここで食事をしたことを証明するかのように店内には記念写真が飾られています。アドリア海の豊富な海の幸とイストラ地方の食材を利用した地中海料理の数々が人気の店です。オフシーズンは1階と2階の室内席で約60席、春から秋はテラス席を含めて110席くらいになります。クロアチア産ワインの他、輸入ワインも揃えています。鯖の小海老ソースがけ、アスパラガスのリゾット。クロアチア国内をはじめ、イタリア、ドイツ、イギリスからのお客様が多いため、メニューも英語で記載されているのも嬉しいところ。
軽食にはコーヒーとクロワッサンがおすすめ
ポレチュの入口にあたるスロボダ広場にあり、歴史的な中心地に位置するエレガントなレストラン&オールドバー。20世紀初めにニューヨークでできた有名な同名の店と同じように、かつてはVIPだけに許されたクラブの魅力をこのポレチュでも楽しんでいただきたいという想いで命名したとか…。「ポレチュで一番のコーヒーをクロワッサンなどとともに味わっていただけると最高です」とオーナーは語っていました。また、豊富なカクテルやドリンク、ワインの種類も幅広く揃えています。サマータイムには夕方、ライブ演奏もあるとのこと…。料理のバリエーションも多彩な他、デザートを用意しています。ティータイムにはテラスで、チョコレートケーキとカプチーノをいかがですか?
アドリア海の海産物とイストゥラ地方の山の幸を
イストゥラ地方の海の幸と山の幸が堪能できる港町の居酒屋レストラン。サマータイムでは外のテラス席も開放され、リゾートを楽しむヨーロッパ各地からの人でいっぱいになります。トリュフ入り手作りパスタは前菜の定番人気メニューの一つ。また、季節のシーフードをふんだんに取り入れた数々のメニューを楽しみに、毎シーズン必ず訪れるお客様もいるとか…。店内は一見、“海の男達”が集まる酒場のようですが、本当はアットホームで田舎の温かさが感じられる郷土料理のレストランとなっています。海をテーマとしたアンティークが飾られた店内で、イストゥラの美味しさを体験してみませんか?
イストゥラ伝統キュイジーヌが楽しめるレストラン
モトヴンの城壁頂上にそびえ立つレストラン&ホテル「ホテル・カシュテル」。毎年シーズオフの冬場にホテルの部屋やレストランの改装をし、春から秋へのピークシーズンを待つそう。1998年にできてから常にイストゥラ地方の人気スポットの一つに数えられています。ホテルに宿泊している方だけではなく、モトヴンの丘の上まで歩いて登ってくると、丁度お腹もすいて一息入れたい気分になるそうです。レストランでは、イストゥラ半島の旬の食材が楽しめるイストゥラ伝統のキュイジーヌ。モトヴン産ワインやトリュフをはじめ、イストゥラ地方の牛肉を使用した料理など幅広くアラカルトで提供しています。モトヴン風プロシェットなどお手頃な一品料理も用意されています。
トリュフの森でトリュフ探し
イストゥラのミルナ川渓谷、特にこのリヴァーデ周辺はトリュフの産地です。1999年にジャンカルロ・ジカンテ氏が世界最大のトリュフを発見して以来、モトヴンに登る麓のリヴァーデの名は有名になりました。季節に合わせたトリュフ料理を提供するクロアチアで最初のレストランです。また、隣接するショップでは、トリュフの商品として、ペースト、オリーブオイルなど色々な種類が陳列され、イストゥラ地方産のワインなどトリュフ以外の商品も揃っています。一部の商品は試食コーナーもありますので、味を吟味して選ぶこともできます。
街並みを楽しみながらテラスで
「クリームシュニッテ」を味わう
最近のロヴィニュは観光客が増えたため、カフェやレストランが至る所にできていますが、その中で一番古くからあるカフェが「ヴィエツィチア・バタナ」です。石造りの古い街並みを散策し、港の辺りに戻った後、ちょっと休憩する人が多いのでこの辺りにはカフェが多くなったのでしょう。午前中、とくに朝には自家製の美味しいカプチーノと朝食を求めて、地元の人も観光客も集まって賑わいを見せています。天気のいい日の午後は海からの潮風を浴びながら、テラス席の陽だまりの中でホームメイドデザートなども楽しめます。オーナーのおすすめは何と言っても、甘さたっぷりのチョコレートケーキや不思議な食感のカスタードケーキ「クリームシュニッテ」。サマータイムにはテイクアウトできるホームメイド・アイスクリームが人気だとか…。
イストゥラ地方のワインを中心に揃えた
ワインショップ
世界文化遺産に登録されたエウフラシス聖堂に続く、エウフラシス通りに2003年にできたワインショップ。イストゥラ地方のワインをはじめ、クロアチア産のワインを中心に、各国のワインも揃えています。日曜日は休みの店が多いイストゥラ地方にあって、ここは年中無休。各種ワインだけではなく、クロアチア産のオリーブオイルやトリュフ商品なども扱っています。地下はオーナーご自慢のワインバー。ワインをはじめ、バルカン半島で多く飲まれている、クロアチア製ラキア(果実の蒸留酒、40〜60度)もありますが、アルコール度が高いのでご用心!
ロヴィニュの漁業の歴史を納めた資料館
小型漁船が多く停留している港町ロヴィニュでは、古くから地元の漁師たちがバタヤという平らな底に1枚帆のボートを利用して、近海で漁業を営んできました。「バタヤ」とはボートが波に向かって進むときの「バタン」という音から来ているそうです。海に面して建つこの小さな資料館は港町の住人の誇り。この地方での昔からの漁業の仕方や歴史、バタヤボートの色々な形などが展示されています。レセプションにはボランタリーの係員がいて、様々な1枚帆デザインを編んだ、ストラップ用のミニチュアを販売しています。