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マティス美術館からも近いヴァンス村には、アンリ・マティスが晩年の創作活動のすべてを捧げた遺作とも言える「ロザリオ礼拝堂」があります。天井も壁も床も白一色のシンプルで小さな礼拝堂には、青・黄・緑の3色で構成されたステンドグラスからの陽光によって新たな色の重なりが映し出され、光で満ち溢れる安らぎの空間となっています。また、対照的に堂内壁面のタイルに描かれた輪郭線だけのマリア像やキリストの受難の物語が、コートダジュールの光を受けて豊饒な色彩に包まれます。
マティスは70歳を越えてから、十二指腸がんによる手術で一命を取り留めました。その時の看護士の女性が後年、修道女となって制作依頼に訪れ、無報酬のライフワークとして提供されたと言われています。裏庭は、近くの村の景観を借景に四季が楽しめる、のどかな自然に囲まれています。
1869年12月31日 – 1954年11月3日
フランス生まれ。法律家を志すも盲腸炎の療養中に絵画に興味を持ち、画家に転向。晩年辿りついた切り絵の作品はやすらぎと癒しに満ちた世界。作品のカラフルでおおらかな魅力は生命のよろこびを謳い上げる。
(取材年:2010年)
※内容は変更される可能性があります。最新情報は公式ウェブサイトなどでご確認ください。
Chapelle du Rosaire
ロザリオ礼拝堂
定休日:日曜日、月曜日(1月1日、昇天の木曜日、5月1日、5月8日、7月14日、8月15日、11月1日、11月11日、12月25日、11 月21日〜12月12日)
開館時間や営業時間、定休日は変更になる可能性がありますので、事前にご確認ください。