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11世紀から18世紀のスペイン絵画を中心に、数世紀の歳月を越えたスペイン王家のコレクションを所有し、1819年に「王立美術館」として開館。その後、現在の「プラド美術館」に改名しました。
現在ではスペイン政府文化省が管轄する国立の美術館として、世界でも有数のコレクション数を誇る美術館となりました。様々な美術イベントの開催、芸術に関連した教育プログラムなども充実。
見逃せないのが、ディエゴ・ベラスケス、エル・グレコ、フランシスコ・デ・ゴヤの傑作たち。その一部をご紹介します。
ディエゴ・ベラスケス作
「ラス・メニーナス」[ Las Meninas ](1656)
スペイン語で「女官たち」を意味するタイトルがつけられた作品。観賞者と眼をあわせる絵画の中の登場人物、奥の鏡に映る人物、左側には絵筆を構えるディエゴ・ベラスケス本人がいるなど、謎掛けのような構成。その複雑な構成が注目を浴び、西洋絵画の分野でさかんに解析がされました。
エル・グレコ作
「胸に手を置く騎士」[ El caballero de la mano en el pecho ](1584)
多くの肖像画が残したエル・グレコですが、彼の描いた肖像画のなかでも著名な作品となっている「胸に手を置く騎士」。モデルの騎士は現在も身元が判明していませんが、その佇まいと眼差しで多くの人を魅了し続けています。
フランシスコ・デ・ゴヤ作
「裸のマハ」[ La Maja desnuda ](1797-1800頃)
「着衣のマハ」[ La Maja Vestida ](1797-1803頃)
モチーフの女性は明らかになっておらず、「マハ」は「小粋なマドリード娘」を意味しています。一度は「官能的である」とされ、100年弱の間プラド美術館の地下にしまわれましたが、1901年より公開されるようになりました。
(取材年:2010年)
※内容は変更される可能性があります。最新情報は公式ウェブサイトなどでご確認ください。
Museo del Prado
プラド美術館
開館時間や営業時間、定休日は変更になる可能性がありますので、事前にご確認ください。