TRAVEL EUROPE
開設10周年特別企画

バスク地方へ

ヨーロッパ就航都市

歴史的な街並みを歩いて、少なめの食事とワインやビールがあれば旅が楽しめる。そんな今の自分には何処の旅先が一番合っているのか?行きついた答えはバスク地方。
スペインバスクが何となく有名ですが、バスと列車乗り継ぎでフランスバスクにも行ってみよう。と思い立ちました。

パリからフランスバスク、バルセロナやマドリッドからスペインバスクに入るのではなく、今回選んだのはベルギーのブリュッセルからブリュッセル航空でバスク地方の首都ともいえるビルバオへ。ビルバオに着くと、まず、サン・セバスティアンへPESAで移動。ビルバオ空港で1時間に1本しかないので、まずはバスのチケットを購入。ビルバオにも戻ってくるので、BIZKAIAの交通機関に乗れるBARIKカードを購入しました。カード発行代3ユーロ払って、あとは好きな額をチャージしておくとビルバオに戻った時に便利です。

交通マップ

サン・セバスティアン

サン・セバスティアンの歴史

ドノスティア(サン・セバスティアン)の歴史は1180年に始まり、15世紀から19世紀の間に何度も戦争で街が破壊されながらも、ドノスティアラス家の努力により再建されました。1845年のイサベル2世王妃の訪問がリゾート地として発展。スペイン内戦でバスク地方は引き裂かれましたが、後に民主主義へ移行し、現在は平和を愛する街として知られています。


ビルバオ空港からサン・セバスチャンへ

サン・セバスティアンには国内線空港があり、マドリードやバルセロナから20キロの距離です。海外からの到着はビルバオ国際空港が最適で、空港からは直通バスでサン・セバスティアン市内中心部まで75分でアクセス可能です。バスチケットは空港内の自動販売機で購入し、満席の場合は1時間後の次のバスに乗車します。バス停は、自販機近くの扉から外に出ると、一番右にビルバオ市内行きのバス停、扉を出てやや左に、サン・セバスティアン行きのバス停があります。 PESAというバス会社が運行していて、運転手にチケットを提示する必要があります。

左側がPESAバスの自販機。右側にはBIZKAIA(ビルバオ市内へ行く)バスのチケット売り場。


サン・セバスティアン・バスターミナル

サン・セバスティアン駅の近くにあるマリア・クリスティーナ橋の近くには地下にバスターミナルがあります。バスターミナルの窓口が開いている時間帯を調べていかないといつも開いているとは限りません。OMIOなどの交通アプリで予約を決済しておけば、指定のバスに乗るときにバーコードやQRコードをみせれば乗れます。荷物を預けるときは、行き先を言ってあずけてください。荷物のピックアップも自分でやらなくてはならないので、預けた荷物の場所を覚えておく必要があります。駅にタクシー乗り場はないので、Uberを呼ぶか、バスターミナルからなるべく近いホテルを予約しておいたほうがいいでしょう。

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ビルバオ

ビルバオの歴史

20世紀末、ビルバオは産業再編により急激な経済変化に直面しました。数年の経済不安の後、ビルバオは環境と都市再生に取り組むダイナミックな都市として復活しました。工業用地は国際的な賞を受賞した空間転換(アバンドイバラ)となり、グッゲンハイム美術館ビルバオが象徴的な存在となっています。河口の復興や新しい橋、地下鉄、空港、路面電車などのインフラ整備も進みました。これらの多くはノーマン・フォスターやサンティアゴ・カラトラバといった著名な建築家によるもので、ビルバオは優れたモビリティ・ネットワークを形成し、国際社会とつながっています。


ビルバオの交通

トラム:ボルエタとラ・カシージャを結ぶこの交通手段は、単に持続可能で時間に正確な移動手段というだけではありません。また、旧市街の中世の町並みを散策したり、エンサンチェを見下ろしたり、河口と平行して走るこの路面電車で、イソザキ・アテア、ビルバオ・グッゲンハイム美術館、デウスト-CRAI大学図書館、UPV講堂、イベルドローラ塔など、ビルバオを代表する建築物へアクセスできます。

BARIK:日本でいうSuicaのような交通ICカード。ビザイア歴史地区内の公共交通機関を幅広く利用できます。
メトロ・ビルバオ、ビルボバス、トラム、バスク鉄道、ビスカイア橋、アルトクサンダ・フニクラ、ラレイネタ・フニクラなど。このプリペイドカード本体は3ユーロで、メトロ・ビルバオの自動販売機、ビルバスとビズカイバスの売り場、Barikの看板のある450以上の店舗で、5ユーロからチャージして使用できます。


ビルバオ・バスターミナル

ビルバオのあらゆる交通手段をつなぎ、ビルバオと世界を繋いでいます。バス、地下鉄、電車、タクシー、手荷物預かり所、レンタカー、カフェ、ショップなど様々なサービスを備えた新しい地下駅。駐車場は526台分あり、最先端技術を駆使した施設となっています。7500平方メートルに及ぶ中央広場には、ミーティングポイントやレジャーエリアが完備されています。
※バスターミナルからタクシーに乗るとき、タクシー乗り場のある扉の前で待ち、タクシーが来るとランプ点滅とともに扉が解錠され乗り場に行けます。

バス

タクシー乗り場

メトロ

建築家ノーマン・フォスターによって設計されたこの駅は、そのアクセスの良さ、効率性、完璧なデザイン、そして特徴的な「フォステリトス」と呼ばれる駅の入り口により、街のシンボルとなっている。3つの路線は、市内を移動する最速の手段であるだけでなく、首都圏近くのビーチや観光地へも行くことができます。運行時間は06:00から23:00までで、日曜と祝日は10分に変わりますが、日中は6分弱の頻度で運行されています。また、夜間運行も行っており、金曜日と祝日の前夜は02:00まで、土曜日は終夜運行しています。
※ビルバオ・ビスカイア・カード(ビルバオ観光局で販売)でメトロを利用できます。運行時間は変更される場合があるので、駅で運行時間・終電時間は確認したほうがいいでしょう。

メトロ

メトロ

メトロ

メトロ

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